新たな塩、及び結晶形
专利摘要:
本発明は、化合物(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの新規塩、塩の多形、及びこれらの製造方法に関する。 なし 公开号:JP2011506315A 申请号:JP2010536874 申请日:2008-12-05 公开日:2011-03-03 发明作者:ベリアエブ アレクアンデル;ハゲン エリク;レアルモントフ ダビド;ヤング ドングライ;スモレンスカヤ バレリヤ;ブラホバ ペトインカ;ジェイ.ロエ メラニエ 申请人:バイアル−ポルテラ アンド シーエー,エス.エー.; IPC主号:C07D405-04
专利说明:
[0001] 本発明は、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの塩、その塩の多形、及びこれらの製造方法に関する。] [0002] 塩酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン(下記の式1の化合物)は、DβHの強力な、無毒の、かつ末梢選択的な阻害剤であり、特定の心血管障害の治療のために使用することができる。これは、その製造方法とともに、WO2004/033447に開示されている。] [0003] 化合物1を製造するためのWO2004/033447に開示された方法(実施例16を参照されたい)は、化合物1の非晶形を生じる。実施例16の方法は、WO2004/033447において、5ページ、16〜21行に、及び7ページのスキーム2に記述されている。化合物1の形成の前に、中間体の混合物が形成される(スキーム2の化合物V、及びVI)。中間体の混合物が酢酸エチル中の高濃度のHClに供される。これらの条件下では、反応の主要生成物が化合物Iであり、それが非晶形として形成するように沈殿する。] [0004] WO2007/139413は、化合物1の多形形態を開示する。 WO2004/033447に開示された化合物は、有利な特性を示し得る。また、WO2007/139413に開示された多形も、有利な特性を示し得る。例えば、該生成物は、これらの生成の容易さに関して有利であろうし、例えば濾過性、又は乾燥がより容易である。該生成物は、貯蔵が容易であり得る。該生成物は、高い処理性能を有し得る。該生成物は、高収率、及び/又は高純度で生成され得る。該生成物は、医薬品として製剤されるときに、溶解度、融点、硬度、密度、吸湿性、安定性、賦形剤との適合性など、これらの物理的特徴に関して有利であり得る。更に、該生成物は、生理学的利点を有し得るし、例えば、これらは、高い生物学的利用能を示し得る。] [0005] 本発明者らは、今回、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの特定の新たな及び有利な塩、並びにその新たな及び有利な多形を見いだした。] [0006] 従って、本発明は、塩酸塩以外の、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの塩、及びその塩の結晶多形を提供する。(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンは、以下の構造を有し、以下において化合物2と記載する。] [0007] 本発明は、塩酸塩以外の(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの塩を提供する。特に、本発明は、化合物2の以下の酸付加塩を提供する:L-酒石酸、マロン酸、トルエンスルホン酸、樟脳スルホン酸、フマル酸、酢酸、アジピン酸、グルタル酸、グリコール酸、L-リンゴ酸、クエン酸、ゲンチシン酸、マレイン酸、臭化水素酸、コハク酸、リン酸、及び硫酸。それぞれの塩は、少なくとも1つの結晶多形形態で存在することが見いだされ、本発明は、それぞれの形態の特徴づけを提供する。] [0008] 特に明記しない限り、°2θを単位にして表される全てのピーク位置は、±0.2°2θの幅をもつ。] [0009] 本発明の以下の記述において、多形形態は、それぞれの表に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有するとして記述される。一つの実施態様において、多形形態は、任意の強度(%(I/Io))値をもつ、収載された°2θ位置±0.2°2θにピークをもつXRPDパターン;又は別の実施態様において、収載された°2θ位置±0.1°2θにピークをもつXRPDパターンを有することが理解されるべきである。強度値は、情報のみについて含まれること、及びピークのそれぞれの定義は、特定の強度値に限定されるものとして解釈されないことに留意されたい。] [0010] 本発明の一つの態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのL-酒石酸塩、すなわちL酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0011] ある実施態様において、非晶形のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0012] ある実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの非晶形は、図1aに示したとおりのXRPDを有する。] [0013] 別の実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Aが提供される。] [0014] 形態Aは、4.7、6.0、10.5、11.5、及び14.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.4、17.6、及び19.1°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。形態Aは、6.5〜10.0°2θの間にXRPDピークの存在がないとして特徴づけられ得る。] [0015] ある実施態様において、形態Aは、下記の表1に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0016] 別の実施態様において、形態Aは、下記の表2に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0017] 更に別の実施態様において、形態Aは、下記の表3に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0018] ある実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図3aに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0019] ある実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図71に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0020] 別の実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Bが提供される。] [0021] 形態Bは、5.4、9.0、及び13.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.7、及び20.6°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、11.7、13.1、及び14.9°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0022] ある実施態様において、形態Bは、下記の表4に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0023] 別の実施態様において、形態Bは、下記の表5に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0024] 更に別の実施態様において、形態Bは、下記の表6に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0025] ある実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Bは、図3bに示したとおりのXRPDパターンを有する。ある実施態様において、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Bは、図72に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0026] 別の実施態様において、形態Bは、テトラヒドロフラン(THF)の溶媒和物の形態であるものとして特徴づけられる。形態Bのモルあたりのテトラヒドロフランのモル数は、0.4〜0.9の範囲であり得る。典型的には、モル数は、0.5〜0.8の範囲である。ある実施態様において、1モルの形態Bあたり0.7モルのTHFがある。] [0027] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのマロン酸塩、すなわちマロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0028] ある実施態様において、マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Aが提供される。] [0029] 形態Aは、5.2、12.1、13.0、13.6、14.1、及び14.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、19.2、及び20.4°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0030] ある実施態様において、形態Aは、下記の表7に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0031] 別の実施態様において、形態Bは、下記の表8に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0032] ある実施態様において、マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図1bに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0033] ある実施態様において、マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図73に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0034] また、マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図2に示したとおりのDSC熱記録を有するとして特徴づけられ得る。] [0035] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの樟脳スルホン酸塩、すなわち(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンファースルホナート又はカンシラート(camsylate)が提供される。] [0036] ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの結晶形態Aが提供される。] [0037] 形態Aは、5.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、10.2、及び12.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.1、15.6、16.4、16.7、及び17.4°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0038] ある実施態様において、形態Aは、下記の表9に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0039] 別の実施態様において、形態Aは、下記の表10に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0040] ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの形態Aは、図1dに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0041] ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの形態Aは、図74に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0042] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのフマル酸塩、すなわちフマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0043] ある実施態様において、フマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Aが提供される。] [0044] 形態Aは、12.5、及び14.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、13.3、及び13.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.8、17.5、22.5、及び23.6°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0045] ある実施態様において、形態Aは、下記の表11に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0046] 別の実施態様において、形態Aは、下記の表12に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0047] ある実施態様において、フマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図1eに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0048] ある実施態様において、フマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図75に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0049] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのトルエンスルホン酸塩、すなわちトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0050] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Aが提供される。] [0051] 形態Aは、7.3、9.2、及び14.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、10.8、13.8、及び14.9°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、16.1、22.0、及び25.0°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0052] ある実施態様において、形態Aは、下記の表13に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0053] 別の実施態様において、形態Aは、下記の表14に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0054] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図6aに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0055] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Aは、図76に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0056] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Bが提供される。] [0057] 形態Bは、4.6、8.3、9.0、及び15.0°2θ±0.2°2θピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.0、及び17.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0058] ある実施態様において、形態Bは、下記の表15に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0059] 別の実施態様において、形態Bは、下記の表16に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0060] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Bは、図6bに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0061] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Bは、図77に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0062] トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Bは、図10に示したとおりのDSC熱記録を有するとしても特徴づけられ得る。] [0063] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Cが提供される。] [0064] 形態Cは、11.8、及び12.1°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、4.8°2θ±0.2°2θにさらなるピーク有し得る。XRPDパターンは、17.9、19.2、19.7、及び21.0°2θ±0.2°θにさらなるピークを有し得る。] [0065] ある実施態様において、形態Cは、下記の表17に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0066] 別の実施態様において、形態Cは、下記の表18に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0067] 更に別の実施態様において、形態Cは、下記の表19に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0068] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Cは、図6cに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0069] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Cは、図78に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0070] トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Cは、図12に示したとおりのDSC熱記録を有するとして特徴づけられ得る。] [0071] 別の実施態様において、トシル酸塩の形態Cは、イソプロパノールの溶媒和物の形態であるとして特徴づけられる。形態Cのモルあたりのイソプロパノールのモル数は、0.5〜2.0の範囲であり得る。典型的には、モル数は、0.8〜1.5、より典型的には1〜1.5の範囲である。ある実施態様において、1モルの形態Cあたり0.91モルのイソプロパノールがある。] [0072] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Eが提供される。] [0073] 形態Eは、9.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、24.6°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、4.9、及び8.1°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.8°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、17.9°2θ±0.2°θにさらなるピークを有し得る。] [0074] ある実施態様において、形態Eは、下記の表20に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0075] 別の実施態様において、形態Eは、下記の表21に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0076] 更に別の実施態様において、形態Eは、下記の表22に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0077] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Eは、図6eに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0078] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Eは、図79に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0079] また、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Eは、図15に示したとおりのDSC熱記録を有するとして特徴づけられ得る。] [0080] 別の実施態様において、トシル酸塩の形態Eは、トリフルオロエタノールの溶媒和物の形態であるとして特徴づけられる。形態Eのモルあたりのトリフルオロエタノールのモル数は、0.13〜0.5の範囲であり得る。典型的には、モル数は、0.14〜0.33の範囲である。ある実施態様において、1モルの形態Eあたり0.143モルのトリフルオロエタノールがある。] [0081] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態(crystal modification)が提供される。この結晶変態は、以下において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xと記載する。] [0082] 結晶変態Xは、4.8、及び5.4°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.6、16.7、及び25.0°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0083] ある実施態様において、結晶変態Xは、下記の表23に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0084] 別の実施態様において、結晶変態Xは、下記の表24に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0085] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図6fに示したとおりのXRPDパターン。] [0086] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図80に示したとおりのXRPDパターン。] [0087] トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図17に示したとおりのDSC熱記録を有するとしても特徴づけられ得る。] [0088] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態Gが提供される。] [0089] 形態Gは、3.6、4.4、5.3、及び14.2°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、7.1、9.0、及び13.3°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターン15.7°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0090] ある実施態様において、形態Gは、下記の表25に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0091] 別の実施態様において、形態Gは、下記の表26に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0092] 更に別の実施態様において、形態Gは、下記の表27に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0093] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Gは、図6gに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0094] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Gは、図81に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0095] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの別の結晶変態が提供される。この結晶変態は、以下において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yと記載する。] [0096] 結晶変態Yは、4.7、及び11.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、17.7、19.2、19.9、及び20.8°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0097] ある実施態様において、結晶変態Yは、下記の表28に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0098] 別の実施態様において、結晶変態Yは、下記の表29に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0099] ある実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yは、図6hに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0100] 別の実施態様において、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yは、図82に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0101] また、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yは、図20に示したとおりのDSC熱記録を有するとして特徴づけられ得る。別の実施態様において、トシル酸塩の結晶変態Yは、トリフルオロエタノールの溶媒和物の形態であるとして特徴づけられる。結晶変態Yのモルあたりのトリフルオロエタノールのモル数は、0.13〜0.5の範囲であり得る。典型的には、モル数は、0.14〜0.33の範囲である。ある実施態様において、1モルの結晶変態Yあたり0.143モルのトリフルオロエタノールがある。] [0102] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの酢酸塩、すなわち酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0103] ある実施態様において、酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0104] 形態1は、11.0、及び12.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.2、16.2、19.6、21.0、21.8、及び22.2°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0105] ある実施態様において、形態1は、下記の表30に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0106] 別の実施態様において、形態1は、下記の表31に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0107] さらなる実施態様において、酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図21aに示したとおりのXRPDパターンを有する。更に他の実施態様において、酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図21bに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0108] さらなる実施態様において、酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図83に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0109] また、酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図23に示したとおりのDSC熱記録を有するとして特徴づけられ得る。] [0110] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのアジピン酸塩、すなわちアジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0111] ある実施態様において、アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0112] 形態1は、7.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、4.5、12.6、13.6、及び15.0°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは19.6、及び21.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0113] ある実施態様において、形態1は、下記の表32に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0114] 別の実施態様において、形態1は、下記の表33に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0115] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表34に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0116] ある実施態様において、アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図24aに示したとおりのXRPDパターンを有する。別の実施態様において、アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図24bに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0117] ある実施態様において、アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図84に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0118] アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図26に示したとおりのDSC熱記録を有することによっても特徴づけられ得る。] [0119] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのグルタル酸塩、すなわちグルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0120] ある実施態様において、グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1が提供される。] [0121] 形態1は、4.4、8.0、10.7、12.4、13.6、及び14.2°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.5、及び16.1°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、19.1、及び19.8°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0122] ある実施態様において、形態1は、下記の表35に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0123] 別の実施態様において、形態1は、下記の表36に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0124] ある実施態様において、グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図35aに示したとおりのXRPDパターンを有する。別の実施態様において、グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図35bに示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0125] ある実施態様において、グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図85に示したとおりのXRPDパターンを有する。] [0126] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのコハク酸塩、すなわちコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン)が提供される。] [0127] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0128] 形態1は、4.6、8.1、及び12.7°2θ±0.2°2θピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、9.0°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、14.0°2θ±0.2°2θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.7、20.5、及び24.7°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0129] ある実施態様において、形態1は、下記の表37に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0130] 別の実施態様において、形態1は、下記の表38に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0131] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表39に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0132] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図59に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0133] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図86に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0134] 別の実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2が提供される。] [0135] 形態2は、14.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、13.0、及び17.1°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.2、及び15.9°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、17.7、及び22.6°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0136] ある実施態様において、形態2は、下記の表40に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0137] 別の実施態様において、形態2は、下記の表41に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0138] 更に別の実施態様において、形態2は、下記の表42に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0139] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図59に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0140] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図87に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0141] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3が提供される。] [0142] 形態3は、7.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、3.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、11.1、14.0、及び14.4°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.6、19.2、及び24.0°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0143] ある実施態様において、形態3は、下記の表43に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0144] 別の実施態様において、形態3は、下記の表44に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0145] 更に別の実施態様において、形態3は、下記の表45に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0146] 更に別の実施態様において、形態3は、下記の表46に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0147] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図59に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0148] ある実施態様において、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図88に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0149] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの臭化水素酸塩、すなわち臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0150] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0151] 形態1は、6.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、14.8°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、13.7、16.5、及び18.0°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、22.0、及び27.5°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0152] ある実施態様において、形態1は、下記の表47に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0153] 別の実施態様において、形態1は、下記の表48に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0154] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表49に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0155] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表50に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0156] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図40aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。別の実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図40cに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0157] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図89に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0158] また、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図44に示したとおりのDSC熱記録を有することによって特徴づけられ得る。] [0159] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2が提供される。] [0160] 形態2は、9.7、11.8、及び12.3°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、14.5、又は16.0°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、18.7、23.3、及び26.8°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0161] ある実施態様において、形態2は、下記の表51に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0162] 別の実施態様において、形態2は、下記の表52に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0163] 更に別の実施態様において、形態2は、下記の表53に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0164] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図40dに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0165] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図90に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0166] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3が提供される。] [0167] 形態3は、6.0、8.9、及び13.2°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.1、15.6、及び16.9°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.1、及び14.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、17.9、及び26.2°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0168] ある実施態様において、形態3は、下記の表54に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0169] 別の実施態様において、形態3は、下記の表55に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0170] 更に別の実施態様において、形態3は、下記の表56に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0171] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図40bに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0172] ある実施態様において、臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図91に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0173] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのマレイン酸塩、すなわちマレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0174] ある実施態様において、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0175] 形態1は、11.3、14.1、及び14.4°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、9.1°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.6、及び16.4°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、19.7、及び25.2°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0176] ある実施態様において、形態1は、下記の表57に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0177] 別の実施態様において、形態1は、下記の表58に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0178] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表59に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0179] ある実施態様において、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図49bに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0180] ある実施態様において、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図92に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0181] ある実施態様において、結晶形態1 +マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのピークが提供される。以下において、この結晶形態は、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2というものとする。] [0182] 形態2は、4.0、8.1、8.8、及び11.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.2°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.3、及び14.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.8°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0183] ある実施態様において、形態2は、下記の表60に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0184] 別の実施態様において、形態2は、下記の表61に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0185] 更に別の実施態様において、形態2は、下記の表62に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0186] 別の実施態様において、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図49aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0187] 別の実施態様において、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図93に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0188] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのリン酸塩、すなわちリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0189] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0190] 形態1は、4.6、8.5、9.3、及び11.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.4°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、21.0、23.0、及び27.2°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0191] ある実施態様において、形態1は、下記の表63に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0192] 別の実施態様において、形態1は、下記の表64に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0193] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図51aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0194] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図94に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0195] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2が提供される。] [0196] 形態2は、4.5、8.3、9.0、10.4、11.1、及び12.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.1、及び17.5°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、20.9°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0197] ある実施態様において、形態2は、下記の表65に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0198] 別の実施態様において、形態2は、下記の表66に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0199] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図51dに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0200] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図95に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0201] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3が提供される。] [0202] 形態3は、8.4、9.3、10.7、及び12.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.2°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、26.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0203] ある実施態様において、形態3は、下記の表67に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0204] 別の実施態様において、形態3は、下記の表68に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0205] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図51eに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0206] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図96に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0207] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態4が提供される。] [0208] 形態4は、4.3、10.8、及び13.1°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、17.2、及び20.5°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0209] ある実施態様において、形態4は、下記の表69に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0210] 別の実施態様において、形態4は、下記の表70に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0211] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態4は、図51fに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0212] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態4は、図97に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0213] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態が提供される。この結晶変態は、以下において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xと記載する。] [0214] 結晶変態Xは、4.6、9.2、12.5、15.2、及び15.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.6、18.1、及び21.3°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、26.1°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0215] ある実施態様において、結晶変態Xは、下記の表71に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0216] 別の実施態様において、結晶変態Xは、下記の表72に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0217] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図51gに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0218] 別の実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図98に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0219] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態6が提供される。] [0220] 形態6は、6.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、3.3°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、11.8、12.1、及び13.2°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、17.8、20.1、及び22.2°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0221] ある実施態様において、形態6は、下記の表73に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0222] 別の実施態様において、形態6は、下記の表74に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0223] 更に別の実施態様において、形態6は、下記の表75に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0224] 更に別の実施態様において、形態6は、下記の表76に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0225] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態6は、図51hに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0226] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態6は、図99に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0227] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態7が提供される。] [0228] 形態7は、4.1、及び6.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、11.8°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、16.6、21.2、及び23.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0229] ある実施態様において、形態7は、下記の表77に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0230] 別の実施態様において、形態7は、下記の表78に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0231] 更に別の実施態様において、形態7は、下記の表79に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0232] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態7は、図51iに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0233] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態7は、図100に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0234] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態8が提供される。] [0235] 形態8は、11.7、12.2、15.2、及び16.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、18.1°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、22.8、及び26.1°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0236] ある実施態様において、形態8は、下記の表80に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0237] 別の実施態様において、形態8は、下記の表81に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0238] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8は、図52に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0239] ある実施態様において、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8は、図101に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0240] リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8は、図58に示したとおりのDSC熱記録を有することによっても特徴づけられ得る。] [0241] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのゲンチシン酸塩、すなわちゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0242] ある実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0243] 形態1は、18.2、及び18.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、12.9、及び14.0°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、17.1、及び21.6°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、24.8、及び25.7°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0244] ある実施態様において、形態1は、下記の表82に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0245] 別の実施態様において、形態1は、下記の表83に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0246] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表84に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0247] ある実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図32aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。別の実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図32bに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0248] ある実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図102に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0249] ある実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2が提供される。] [0250] 形態2は、3.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、19.3°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.9、及び13.7°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.4、及び16.6°2θ±0.2°θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、25.5、及び26.1°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0251] ある実施態様において、形態2は、下記の表85に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0252] 別の実施態様において、形態2は、下記の表86に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0253] 更に別の実施態様において、形態2は、下記の表87に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0254] ある実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図32cに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0255] ある実施態様において、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図103に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0256] 別の実施態様において、ゲンチシン酸塩の形態2は、酢酸エチルの溶媒和物の形態であるとして特徴づけられる。形態2のモルあたりの酢酸エチルのモル数は、約0.4〜約1.0の範囲であり得る。典型的には、モル数は、約0.5〜約0.9の、より典型的には約0.6〜約0.8の範囲である。ある実施態様において、形態2の1モルあたり0.7モルの酢酸エチルがある。] [0257] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのクエン酸塩、すなわちクエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0258] ある実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0259] 形態1は、10.6、及び13.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、8.9°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.3°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.6、及び15.9°2θ±0.2°θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、23.2、及び26.4°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0260] ある実施態様において、形態1は、下記の表88に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0261] 別の実施態様において、形態1は、下記の表89に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0262] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表90に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0263] ある実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図27aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。別の実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図27cに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0264] ある実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図104に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0265] 別の実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2が提供される。] [0266] 形態2は、6.1、及び7.4°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、13.4、及び14.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、15.7°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0267] ある実施態様において、形態2は、下記の表91に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0268] 別の実施態様において、形態2は、下記の表100に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0269] 更に別の実施態様において、形態2は、下記の表101に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0270] ある実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図27bに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0271] ある実施態様において、クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図105に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0272] リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2は、図31に示したとおりのDSC熱記録を有することによっても特徴づけられ得る。] [0273] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの乳酸塩、すなわち乳酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。別の実施態様において、結晶性の乳酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。結晶性の乳酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンは、図45に示したとおりのXRPDパターンを有することによって特徴づけられ得る。] [0274] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのL-リンゴ酸塩、すなわちL-リンゴ酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0275] ある実施態様において、L-リンゴ酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0276] 形態1は、8.0、9.0、10.7、12.0、12.6、及び13.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.6、及び20.2°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、20.8°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0277] ある実施態様において、形態1は、下記の表102に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0278] 別の実施態様において、形態1は、下記の表103に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0279] ある実施態様において、リンゴ酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図47aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。別の実施態様において、リンゴ酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図47bに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0280] ある実施態様において、リンゴ酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図106に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0281] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのグリコール酸塩、すなわちグリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0282] ある実施態様において、グリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0283] 形態1は、5.2、11.8、及び12.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、14.8°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは15.2、16.7、17.1、17.6、及び18.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0284] ある実施態様において、形態1は、下記の表104に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0285] 別の実施態様において、形態1は、下記の表105に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0286] ある実施態様において、グリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図37aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。別の実施態様において、グリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図37bに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0287] ある実施態様において、グリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図107に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0288] グリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図39に示したとおりのDSC熱記録を有することによっても特徴づけられ得る。] [0289] 本発明の別の態様に従って、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。] [0290] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1が提供される。] [0291] 形態1は、8.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、17.7°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、11.0、12.4、12.7、及び13.7°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、16.0、17.0、及び22.1°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0292] ある実施態様において、形態1は、下記の表106に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0293] 別の実施態様において、形態1は、下記の表107に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0294] 更に別の実施態様において、形態1は、下記の表108に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0295] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図63aに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。別の実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図63hに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0296] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図108に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0297] 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1は、図65に示したとおりのDSC熱記録を有することによっても特徴づけられ得る。] [0298] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態が提供される。この結晶変態は、以下において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xと記載する。] [0299] 結晶変態Xは、12.7、及び15.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、21.6、及び24.1°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0300] ある実施態様において、結晶変態Xは、下記の表109に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0301] 別の実施態様において、結晶変態Xは、下記の表110に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0302] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図63dに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0303] 別の実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Xは、図109に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0304] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3が提供される。] [0305] 形態3は、9.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.4°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.8°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、17.0、19.1、及び27.1°2θ±0.2°θにさらなるピークを有し得る。] [0306] ある実施態様において、形態3は、下記の表112に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0307] 別の実施態様において、形態3は、下記の表113に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0308] 更に別の実施態様において、形態3は、下記の表114に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0309] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図63fに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0310] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3は、図110に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0311] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの別の結晶変態が提供される。この結晶変態は、以下において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yと記載する。] [0312] 結晶変態Yは、17.2、及び19.1°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、24.1、24.6、27.7、及び29.3°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。] [0313] ある実施態様において、結晶変態Yは、下記の表115に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0314] 別の実施態様において、結晶変態Yは、下記の表116に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0315] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yは、図63gに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0316] 別の実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Yは、図111に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0317] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態6が提供される。] [0318] 形態6は、6.2、及び12.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、15.5、16.8、及び18.3°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、21.7、24.7、及び25.4°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0319] ある実施態様において、形態6は、下記の表117に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0320] 別の実施態様において、形態6は、下記の表118に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0321] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態6は、図63jに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0322] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態6は、図112に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0323] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態7が提供される。] [0324] 形態7は、3.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、17.5°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、12.8、及び14.7°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、20.2°2θ±0.2°θに更に他のピークを有し得る。] [0325] ある実施態様において、形態7は、下記の表119に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0326] 別の実施態様において、形態7は、下記の表120に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0327] 更に別の実施態様において、形態7は、下記の表121に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0328] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態7は、図63kに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0329] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態7は、図113に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0330] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態8が提供される。] [0331] 形態8は、4.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、9.2、12.4、13.8、及び14.9°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、18.2、及び21.5°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0332] ある実施態様において、形態8は、下記の表122に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0333] 別の実施態様において、形態8は、下記の表123に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0334] 更に別の実施態様において、形態8は、下記の表124に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0335] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8は、図63lに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0336] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8は、図114に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0337] 本発明の別の態様に従って、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンのヒドロサルフェート塩、すなわち(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートが提供される。] [0338] ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートは、結晶形態である。ヒドロサルフェート塩の結晶形態は、硫酸塩での実験において見いだされた。番号「結晶2マイナスピーク」と名付けた硫酸塩(図63e)は、ヒドロサルフェート塩であり、硫酸塩ではないことが見いだされた。ヒドロサルフェート形態のこの結晶形態は、以下において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの「結晶形態A」と命名する。番号「結晶5」と名付けた硫酸塩(図63i)は、ヒドロサルフェート塩であり、硫酸塩ではないことが見いだされた。ヒドロサルフェート形態のこの結晶形態は、以下において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの「結晶形態B」と命名する。] [0339] ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの形態Aは、29.8〜30.5の°2θ値におけるピーク、並びに32.0〜32.8の°2θ値におけるピークをもつXRPDパターンを有する。(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの形態AのXRPDは、13.5〜14.2の°2θ値にさらなるピークを有し得る。(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの形態AのXRPDは、21.2〜21.8の°2θ値になおさらなるピークを、21.9〜22.5の°2θ値になおさらなるピークを、並びに23.6〜24.3の°2θ値になおさらなるピークを有し得る。(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの形態AのXRPDは、12.2〜12.8の°2θ値に更に他のピークを、並びに15.5〜16.1の°2θ値に更に他のピークを有し得る。一つの実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの結晶形態Aは、図63eに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0340] ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの結晶形態Bが提供される。] [0341] 形態Bは、4.6、9.2、及び12.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するとして特徴づけられ得る。XRPDパターンは、16.0、及び18.2°2θ±0.2°2θにさらなるピークを有し得る。XRPDパターンは、13.4、14.0、及び14.9°2θ±0.2°θになおさらなるピークを有し得る。] [0342] ある実施態様において、形態Bは、下記の表125に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0343] 別の実施態様において、形態5は、下記の表126に収載された位置にピークをもつXRPDパターンを有する。] [0344] 別の実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの結晶形態Bは、図63iに示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0345] ある実施態様において、硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態Bは、図115に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0346] 本発明の別の態様に従って、非晶形の化合物2、すなわち非晶形の(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンが提供される。ある実施態様において、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの非晶形は、図70に示したとおりのXRPDパターンを有するとして特徴づけられる。] [0347] 別の本発明の態様に従って、上記の塩、及び多形を製造するための方法が提供される。実施例に詳述されたそれぞれの方法は、本発明の方法の代わりの実施態様である。] [0348] 本発明の別の態様に従って、1つ、又は複数の医薬賦形剤と共に、上記の通りの塩、又は多形を含む医薬組成物が提供される。医薬組成物は、WO2004/033447にて説明したとおりであってもよい。] [0349] 本明細書では、同じ多形の結晶形態、及び低結晶形態が記述されている。例えば、アジピン酸塩は、結晶形態1、並びに低結晶形態1で存在する。同じ番号を有するが、結晶、又は低結晶のいずれかであるとして明記された形態は、同じ多形を指す。低結晶形態としての形態を示すXRPDパターンについての理由は、当業者に周知である。] [0350] 本明細書において、「化合物2」という用語は、(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン遊離塩基をいう。] 図面の簡単な説明 [0351] L-酒石酸のXRPDパターン。 マロン酸塩のXRPDパターン。 トシル酸塩のXRPDパターン、形態A。 (1R)-10-樟脳スルホン酸塩のXRPDパターン。 フマル酸塩のXRPDパターン。 マロン酸塩についてのDSC、及びTGデータ。 L-酒石酸塩のXRPDパターン:形態A。 L-酒石酸塩のXRPDパターン:形態B。 酒石酸塩のプロトンNMR、形態A。 酒石酸塩のプロトンNMR、形態B。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態A(図1cと同じ)。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態B。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態C。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態D。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態E。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態F(結晶変態Xとも呼ばれる)。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態G。 トシル酸塩のXRPDパターン:形態H(結晶変態Yとも呼ばれる)。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態A。 トシル酸塩についてのDSC、及びTGデータ、形態A。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態B。 トシル酸塩についてのDSC、及びTGデータ、形態B。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態C。 トシル酸塩についてのDSC、及びTGデータ、形態C。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態D。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態E。 トシル酸塩についてのDSC、及びTGデータ、形態E。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態F(結晶変態Xとも呼ばれる)。 トシル酸塩についてのDSC、及びTGデータ、形態F。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態G。 トシル酸塩のプロトンNMR、形態H(結晶変態Yとも呼ばれる)。 トシル酸塩についての DSC、及びTGデータ、形態H。 酢酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 酢酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号A3 酢酸塩のプロトンNMR。 酢酸塩についてのDSC、及びTGデータ。 アジピン酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 アジピン酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号B2。 アジピン酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート、ウェル番号B1。 アジピン酸塩のXRPDパターン:結晶1-ピーク、ウェルプレート、ウェル番号B6。 アジピン酸塩のプロトンNMR。 アジピン酸塩についてのDSC、及びTGデータ。 クエン酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 クエン酸塩のXRPDパターン:結晶2、スケールアップ。 クエン酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号C3。 クエン酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート、ウェル番号C4。 クエン酸塩のプロトンNMR、結晶1。 クエン酸塩のプロトンNMR、結晶2。 クエン酸塩のプロトンNMR、結晶2。 クエン酸塩、結晶2についてのDSC、及びTGデータ。 ゲンチシン酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 ゲンチシン酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号D5。 ゲンチシン酸塩のXRPDパターン:結晶2、ウェルプレート、ウェル番号D6。 ゲンチシン酸塩のプロトンNMR、結晶1。 ゲンチシン酸塩のプロトンNMR、結晶2。 グルタル酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 グルタル酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号E1。 グルタル酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート、ウェル番号E3。 グルタル酸塩のプロトンNMR。 グリコール酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 グリコール酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号F1。 グリコール酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート、ウェル番号F2。 グリコール酸塩のプロトンNMR。 グリコール酸塩についてのDSC、及びTGデータ。 臭化水素酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 臭化水素酸塩のXRPDパターン:結晶3、スケールアップ。 臭化水素酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号A11。 臭化水素酸塩のXRPDパターン:結晶2、ウェルプレート、ウェル番号A9。 臭化水素酸塩のXRPDパターン:低結晶2、ウェルプレート、ウェル番号A2。 臭化水素酸塩のプロトンNMR、結晶1。 臭化水素酸塩のプロトンNMR、結晶2。 臭化水素酸塩のプロトンNMR、結晶3。 臭化水素酸塩についてのDSC、及びTGデータ、結晶1。 乳酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号B12。 乳酸塩のプロトンNMR。 L-リンゴ酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 L-リンゴ酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号G6。 L-リンゴ酸塩のプロトンNMR。 マレイン酸塩のXRPDパターン:結晶1+ピーク、スケールアップ。 マレイン酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号C5。 マレイン酸塩のXRPDパターン:結晶1+1ピーク、ウェルプレート、ウェル番号C11。 マレイン酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート、ウェル番号C11。 マレイン酸塩のプロトンNMR。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号G11。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶1+ピーク、ウェルプレート、ウェル番号G6。 リン酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート、ウェル番号G5。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶2、ウェルプレート、ウェル番号G1。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶3、ウェルプレート、ウェル番号G7。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶4、ウェルプレート、ウェル番号G8。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶5(結晶変態Xとも呼ばれる)、スケールアップ。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶6、スケールアップ。 リン酸塩のXRPDパターン:低結晶7、スケールアップ。 リン酸塩のXRPDパターン:結晶8、スケールアップ。 リン酸塩のプロトンNMR、結晶2。 リン酸塩のプロトンNMR、結晶3。 リン酸塩のプロトンNMR、結晶4。 リン酸塩のプロトンNMR、結晶5(結晶変態Xとも呼ばれる)。 リン酸塩についてのプロトンNMRデータ、結晶8。 リン酸塩についてのDSC、及びTGデータ、結晶8。 コハク酸塩のXRPDパターン(上面から底面)。 コハク酸塩のプロトンNMR、結晶1。 コハク酸塩のプロトンNMR、結晶2。 コハク酸塩のプロトンNMR、結晶3。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶1、ウェルプレート、ウェル番号F2。 硫酸塩のXRPDパターン:低結晶1、ウェルプレート95730、ウェル番号F4。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶変態X(結晶2とも呼ばれる)、ウェルプレート95730、ウェル番号F6。 ヒドロサルフェート塩のXRPDパターン:形態A(結晶性2マイナスピークとも呼ばれる)、ウェルプレート96343、ウェル番号F6。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶3、ウェルプレート、ウェル番号F1。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶変態Y(結晶4とも呼ばれる)、ウェルプレート、ウェル番号F5。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶1、スケールアップ。 ヒドロサルフェート塩のXRPDパターン:形態B(結晶5とも呼ばれる)、スケールアップ。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶6、スケールアップ。 硫酸塩のXRPDパターン:結晶7、スケールアップ。 硫酸塩のXRPDパターン:低結晶8、スケールアップ。 硫酸塩のプロトンNMR、結晶1。 硫酸塩についてのDSC、及びTGデータ、結晶1。 ヒドロサルフェート塩のプロトンNMR、形態A(結晶2マイナスピークとも呼ばれる)。 ヒドロサルフェート塩のプロトンNMR、形態B(結晶5とも呼ばれる)。 硫酸塩のプロトンNMR、結晶6。 硫酸塩のプロトンNMR、結晶7。 化合物2の非晶形のXRPDパターン。 L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態AのXRPDパターン。 L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態BのXRPDパターン。 マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態AのXRPDパターン。 (R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの形態AのXRPDパターン。 フマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態AのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態AのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態BのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態CのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態EのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態XのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態GのXRPDパターン。 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態YのXRPDパターン。 酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2のXRPDパターン。 コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3のXRPDパターン。 臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2のXRPDパターン。 臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3のXRPDパターン。 マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態4のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態XのXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態6のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態7のXRPDパターン。 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8のXRPDパターン。 ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2のXRPDパターン。 クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 クエン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態2のXRPDパターン。 リンゴ酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 グリコール酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態1のXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態XのXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態3のXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態YのXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態6のXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態7のXRPDパターン。 硫酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの形態8のXRPDパターン。 (R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンヒドロサルフェートの形態BのXRPDパターン。 化合物2のXRPDパターン。] [0352] (実験の詳細) 下記に説明したように、種々の結晶化技術を含む塩、及び多形スクリーンを行った。] [0353] 1.溶媒に基づいた結晶化技術 a.高速蒸発(FE) 化合物2の溶液を種々の溶媒中に調製し、試料を一定分量添加の間に、ボルテックスし、又は超音波処理した。目視によって判断した際に、一旦混合物が完全溶解に達したら、溶液を0.2μmナイロンフィルタを通して濾過した。濾過した溶液を開口バイアルにおいて周囲条件にて蒸発させた。個体を単離して、解析した。] [0354] b.緩徐蒸発(SE) 化合物2の溶液を種々の溶媒中に調製し、試料を一定分量添加の間に、ボルテックスし、又は超音波処理した。目視によって判断した際に、一旦混合物が完全溶解に達したら、溶液を0.2μmナイロンフィルタを通して濾過した。濾過した溶液を緩くキャップで、又は穴を開けたアルミ箔で覆ったバイアルにおいて周囲条件にて蒸発させた。個体を単離して、解析した。] [0355] c.スラリー実験 化合物2の溶液は、未溶解の固体が存在するように、周囲条件にて所与の溶媒に十分な固体を添加することによって製造した。次いで、混合物を封をしたバイアルにおいて、周囲温度、又は高温のいずれかにて、一定期間、典型的には7日間、回転車輪、又は軌道シェーカーに載せた。固体を減圧濾過によって、又は液相を吸い込み、若しくはデカントすることによって単離し、固体を解析前に環境条件にて空気乾燥させた。] [0356] d.クラッシュ沈殿(Crash Precipitation) 化合物2の溶液を種々の溶媒中に調製し、溶解を促進するために試料を撹拌し、又は超音波処理した。生じる溶液(時に、濾過した)を、既知量の逆溶媒を含むバイアルに移し、及び/又は一定分量の逆溶媒を、沈澱が持続するまで溶液に添加した。沈澱が不十分である場合、一部の試料を外界温度に放置した。液相をデカントして、固体を解析前に周囲条件にて空気乾燥させることにより、固体を単離した。] [0357] e.緩徐冷却 化合物2の溶液を種々の溶媒中に調製し、溶解を促進するために試料を撹拌しながら加熱した。溶液を、熱源を止めることによって冷却した。沈澱が不十分である場合、試料を冷却し、又は蒸発させた。固体を減圧濾過によって単離した。] [0358] 2.ウェルプレート結晶化技術 a. ウェルプレート塩調製 塩の調製は、以下の一般的手順を使用して96ウェルポリプロピレンプレートにおいて実施した。API溶液をおよそ10mg/mLにてアセトン、メタノール、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、又は2,2,2-トリフルオロエタノールに化合物2の遊離塩基を溶解することによって調製し、ウェルあたり0.1mLのこれらの溶液を添加した。希酸溶液を、APIに関して1より若干大きなモル当量で、ウェルに添加した(メタノール溶液、一般に0.1M)。それぞれのAPI/酸組み合わせを三つ調製して、API溶液のみを含むウェルも、比較のために調製した。プレートを自動接着性アルミ箔カバーで覆い、外界温度軌道シェーカーでおよそ25RPMにて8又は11日間混合させた。いくらかの蒸発が混合の間に生じた。プレートを3日後に光学顕微鏡検査によって観察し、シェーカーに戻した。シェーカーから取り出す際に、これらを標準的な研究室照明下で色を視覚的に観察した。最終的な顕微鏡学的評価、及びXRPD解析のために、プレートを周囲条件下で完全に蒸発するように覆うことなく放置した。] [0359] b.一般的な塩調製手順 種々の溶媒に溶解した化合物2のガラスバイアルに、種々の対イオン溶液のわずかにモル当量以上を添加した。試料を研究室換気フード内で外界温度にて、スラリーにさせ、及び/又は蒸発させた。多くは、固体を沈殿させるために逆溶媒を添加した。生じる固体を濾過、又は溶媒デカンテーションによって単離し(多くは、遠心分離後)、偏光顕微鏡法によって調べ、及び通常はXRPD解析に供した。] [0360] c.高速蒸発 種々の溶液を含むウェルプレートを、周囲条件にて、覆うことなく静置させて、溶液を蒸発させた。固体をウェルプレートにおいて解析した。] [0361] d.再結晶技術 溶液は、75μLのメタノールを以前の実験からの固体を含むウェルプレートのそれぞれのウェルに分配することによって調製した。次いで、ウェルプレートを覆い、軌道シェーカーに30分〜1時間取り付けた。同容積(75μL)の種々の逆溶媒をそれぞれのウェルに添加して、溶液を周囲条件にて高速蒸発させた。固体をウェルプレートにおいて解析した。] [0362] (機器技術) 多形の特徴づけには、後述するように、種々の解析技術を含んだ。] [0363] A.X線粉末回折(XRPD) 島津XRD-6000回折計 解析は、Cu Kα放射を使用して島津XRD-6000 X線粉末回折計で実施した。機器は、長い精密焦点X線管を備えた。チューブボルト数、及びアンペア数は、それぞれ40kV、及び40mAにセットした。発散、及び散乱スリットは、1°にセットし、レシービングスリットは、0.15mmにセットした。回析放射線は、NaIシンチレーション検出器によって検出した。2.5から40°2θの3°/分でのθ-2θ連続スキャン(0.4 秒/0.02°ステップ)を使用した。シリコン標準を毎日解析し、機器アラインメントを調べた。試料は、シリコンウェルをもつアルミニウム試料ホルダにおいて解析した。] [0364] Inel XRG-3000回折計 X線粉末回折(XRPD)解析は、CPS(湾曲位置感受性)検出器を備えたInel XRG-3000回折計を使用して、120°の2θ範囲で行った。リアルタイムデータは、およそ4°2θで開始して、0.03°2θの分解能で、Cu-Kα放射を使用して収集した。チューブボルト数、及びアンペア数は、それぞれ40kV、及び30mAにセットした。モノクロメータスリットは、160μmずつ5mmにセットした。パターンは、2.5-40°2で示した。試料は、解析のために、それらを薄肉ガラスキャピラリーに包装することによって調製した。それぞれのキャピラリーは、データ収集の間にキャピラリーの回転を可能にするためにモーターを備えた角度計頭部に載置した。試料は、5、又は10分間解析した。機器較正は、シリコン参照標準を使用して行った。] [0365] Bruker D-8ディスカバー回折計 XRPDパターンは、BrukerD-8ディスカバー回折計、及びBrukerの一般領域回折検出系(GADDS、v. 4.1.20)で収集した。Cu Kα放射の入射光線は、精密焦点管(40kV、40mA)、Gobel鏡、及び0.5mmの二重ピンホール形コリメータを使用して生成した。試料は、解析のために、ウェルプレートを移動ステージに固定して、入射光線を横切るようにそれぞれの試料を移動することにより、位置を定めた。試料は、伝達幾何学(transmission geometry)を使用して解析した。入射光線は、配向統計を最適化するために、解析の間に試料全体を走査し、ラスター走査した(rastered)。低角度における入射光線からの空気散乱を最小化するために、ビーム-停止を使用した。回折パターンは、試料から15cmに位置するハイ-スター領域検出器を使用して収集し、GADDSを使用して処理した。回折パターンのGADDSイメージの強度は、0.04°2θのステップサイズを使用して組み込んだ。組み込んだパターンは、2θの関数として回折強度を示す。解析前に、シリコン標準を解析して、Si 111ピーク位置を検証した。機器は、非cGMP条件下で作動させてあり、結果は、非cGMPである。] [0366] PatternMatch 2.4.0ソフトウェアを、目視検査と組み合わせて使用して、それぞれの形態についてのピーク位置を同定した。「ピーク位置」は、先のとがった強度プロファイルの最大強度を意味する。INEL回折計で収集したデータを使用した場合、これを最初に、PatternMatch 2.4.0を使用してバックグラウンド修正した。] [0367] PatternMatch 2.4.0は、全てのピークの同定のために使用した。ピーク位置は、0.1°2θの範囲内で再現性があった。従って、表で報告した全てのピーク位置は、2θ列において±に続く数によって示したとおり、この精度を使用した。全てのピーク位置は、1.541874Åの波長を使用して(波長非依存的)dスペースに変換し、それぞれの位置における精度も同様に示してある(精度は、dスペースにおいて一定ではないことに留意されたい)。0.1°2θの範囲内の精度を使用してピーク位置の再現性を決定したことに留意されたい。ピーク位置は、試料を解析するためにどの装置を使用したかに応じて、わずかな程度変化し得ることを理解されたい。従って、°2θ値でピーク位置を言及する多形の全ての定義は、±0.2°2θの変異があることが理解される。特に明記しない限り(例えば、±値をもつ表において)、ピーク位置°2θ値は、±0.2°2θである。] [0368] B.示差走査熱量測定(DSC) 示差走査熱量測定(DSC)は、TA機器示差走査熱量計2920、及びQ1000を使用して行った。試料をアルミニウムDSC皿に置き、重量を正確に記録した。皿を蓋で覆って、次いで圧着、又は非圧着した皿配置を使用した。試料セルを25℃にて平衡化し、250、又は300℃の最終温度まで、10℃/分の割合で、窒素パージ下で加熱した。インジウム金属を較正標準として使用した。報告した温度は、推移の最大である。] [0369] C.熱重量測定(TG) 熱重量測定(TG)解析は、TA機器2950熱重量測定アナライザーを使用して行った。それぞれの試料をアルミニウム試料皿に置き、TG炉内に挿入した。炉は、25℃にて平衡化するか、又は350℃の最終温度まで、10℃/分の割合で、窒素下で、直接加熱した。ニッケル及びアルメル(商標)を較正標準として使用した。] [0370] D.NMR分光法 溶液1D 1H NMR分光法 溶液1HNMRスペクトルは、外界温度にて、Varian UNITYINOVA-400分光計で、399.795MHzの1H Larmor周波数で得た。試料は、MeOH-d4に溶解した。スペクトルは、8.2、8.4、8.5、又は10μsの1Hパルス幅、2.50秒の取得時間、スキャン間に5秒の遅延、32000データポイントで6400Hzのスペクトル幅、及び40の同時に加えたスキャンで、取得した。自由誘導減衰(FID)は、32000ポイントでVarian VNMR6.1Cソフトウェアを使用して処理した。不完全な重水素化メタノールからの残留ピークは、およそ3.3ppmである。およそ4.88ppmにおける相対的に幅広いピークは、水によるものである。スペクトルは、0.0ppmにて内部テトラメチルシラン(TMS)に対して基準化した。] [0371] 溶液1D 1H NMR分光法(SDS社) 溶液1HNMRスペクトルは、Champaignのスペクトルデータサービス(Spectral Data Services)によって、25℃にて、Varian UNITYINOVA-400分光計で、399.798MHzの1H Larmor周波数で得た。試料は、MeOH-d4に溶解した。スペクトルは、7.0μsの1Hパルス幅、スキャン間に5秒の遅延、35Kデータポイントで7000Hzのスペクトル幅、及び40の同時に加えたスキャンで、取得した。自由誘導減衰(FID)は、64Kポイントで、信号対雑音比を改善するために0.2Hzの指数関数線広がり因子で処理した。不完全な重水素化メタノールからの残留ピークは、およそ3.3ppmである。] [0372] (結果−溶媒に基づいた結晶化スクリーン) (カンシラート塩) カンシラート塩の初期ロットは、以下の通りに調製した。] [0373] MeOH(20ml)中の化合物2(0.93g、3mmol)の懸濁液に、攪拌しながら50℃にてMeOH(5ml)中の(1R)-(-)-樟脳スルホン酸塩(0.70g、3mmol)の溶液を添加した。混合物を加熱して還流し、攪拌しながら20〜25℃に自然に冷却させて、20〜25℃にて2時間熟成した。沈殿物を収集して、MeOH(10ml)で洗浄し、恒量まで45℃にて真空中で乾燥させた。収率1.39g(85%)。] [0374] 多形スクリーンは、スラリー、及び緩徐蒸発実験(表1A)を使用して、化合物2の(1R)-10-樟脳スルホン酸塩(カンシラート塩)で実施した。カンシラート塩のXRPDパターンを図1dに示してある。他のいかなる形態も、スクリーンにおいて見いだされなかった。] [0375] (フマル酸塩) フマル酸塩の初期ロットは、以下の通りに調製した。] [0376] 化合物2(0.93g、3mmol)を40〜45℃に加熱して、攪拌しながら、MeOH(20ml)、及びDCM(5ml)の混合物に溶解した。生じる透明な溶液に、MeOH(10ml)中のフマル酸(0.35g、3mmol)を添加し、混合物を攪拌しながら20〜25℃まで自然に冷却させた(結晶化を生じた)。混合物を1時間氷中で熟成させ、沈殿物を収集して、MeOH(5ml)で洗浄して、恒量まで45℃にて真空中で乾燥させた。収率0.82g(74%)。] [0377] 多形スクリーンは、スラリー、及び高速蒸発実験(表2A)を使用して、化合物2のフマル酸塩で実施した。フマル酸塩のXRPDパターンを図1eに示してある。他のいかなる形態も、スクリーンにおいて見いだされなかった。] [0378] (マロン酸塩) マロン酸塩の初期ロットは、以下の通りに調製した。] [0379] MeOH(10ml)中の化合物2(0.93g、3mmol)の懸濁液に、攪拌しながら50℃にてMeOH(5ml)中のマロン酸(0.31g、3mmol)の溶液を添加した。混合物を加熱して還流し、透明な溶液を得て、攪拌しながら20〜25℃に自然に冷却させて(結晶化が生じた)、氷中で30分間熟成させた。沈殿物を収集して、MeOH(3ml)で洗浄して、恒量まで45℃にて真空中で乾燥させた。収率1.12g(90%)。] [0380] マロン酸塩の多形スクリーンは、スラリー、及び高速蒸発結晶化技術(表3A)を使用して実施した。マロン酸塩の初期ロットのXRPDパターンを図1bに示してある。新たな形態は、簡略化された多形スクリーンにおいて見いだされなかった。] [0381] マロン酸塩を熱的技術を使用して特徴づけた(表4A、図2)。およそ0.3%の重量減少が16〜180℃の範囲で観察された。約25%の重量減少を伴ったDSCでのおよそ201℃における鋭い吸熱は、おそらく同時に融解/分解によるものであった。] [0382] (L-酒石酸塩) L-酒石酸塩の初期ロットは、以下の通りに調製した。] [0383] 化合物2(0.93g、3mmol)を40〜45℃に加熱して、攪拌しながら、MeOH(20ml)、及びDCM(5ml)の混合物に溶解した。生じる透明な溶液に、MeOH(10ml)中のL-酒石酸(0.45g、3mmol)を添加し、溶液を初期容積の半分に減圧下で濃縮して、2-プロパノール(20ml)で希釈した(結晶化を生じた)。懸濁液を0〜5℃まで氷中で冷却し、30分間熟成させ、沈殿物を収集して、2-プロパノール(5ml)で洗浄して、恒量まで45℃にて真空中で乾燥させた。収率1.08g(78%)。] [0384] L-酒石酸塩の多形スクリーンは、スラリー、及び高速蒸発結晶化技術(表5A)を使用して実施した。L-酒石酸塩の初期ロットのXRPDパターンは、非晶質の特徴を示した(図1a)。] [0385] 低結晶形態A、及び結晶形態Bは、それぞれアセトニトリル、及び酢酸エチルにおけるスラリー実験から生じた(表6A、及び表7A)。両形態のXRPDパターンは、図3a、及び3bに示してある。形態A、及びBについてのプロトンNMRスペクトルは、それぞれ図4、及び図5に示してある。NMRに基づくと、低結晶形態Aは、残留するアセトニトリルの量を含んだのに対して、結晶形態Bは、酢酸エチル一溶媒和の可能性が高かった。] [0386] (トシル酸塩) トシル酸塩の初期ロットは、以下の通りに調製した。] [0387] MeOH(10ml)中の化合物(0.93g、3mmol)の懸濁液に、攪拌しながら50℃にてMeOH(5ml)中のp-トルエンスルホン酸一水和物(0.57g、3mmol)の溶液を添加した。混合物を加熱して還流し、透明な溶液を得て、攪拌しながら20〜25℃に自然に冷却させて(結晶化を生じた)、氷中で30分間熟成した。沈殿物を収集して、MeOH(3ml)で洗浄して、恒量まで45℃にて真空中で乾燥する。収率1.07g(74%)。] [0388] トシル酸塩の多形スクリーンは、スラリー、及び高速蒸発結晶化技術を使用して実施した(表8A)。トシル酸塩の初期ロットは、形態Aと命名した(図1c)。7つの新たな結晶形態が得られ、アルファベット順にBからHと命名した(図6a〜6h)。新たな結晶性XRPDパターンを示す材料をプロトンNMRによって特徴づけたら、NMRスペクトルは、形態Dのスペクトルを除き、化合物構造と一致していた。加えて、形態B、C、E、F、及びHを熱的技術を使用して特徴づけた。] [0389] 形態AをNMR、及び熱的技術によって解析した(表9A、図7、図8)。およそ0.95%の重量減少が16〜225℃の間のTGにおいて観察された。DSCは、おそらく残留溶媒の消失により、およそ58、及び95℃にて2つの小さな広い吸熱を、続いておそらく融解物により、およそ208℃にて鋭い吸熱を示した。] [0390] 形態Bは、アセトニトリルでの高速蒸発から生じた。溶媒は、プロトンNMRスペクトルに基づいて、材料には存在しなかった(図9)。形態Bについての熱的データは、表10Aに含まれており、図10に示してある。DSC熱記録は、およそ63℃にて広い吸熱、続いておよそ205℃にて鋭い吸熱を示し、これは、融解物による可能性が最も高い(図10)。広範な吸熱は、おそらく脱水のためのものであり、TGにおいて18〜100℃の間でおよそ1.65%の重量減少を伴っており、これは、およそ0.45mmolの水であると算出された。] [0391] 形態Cは、イソプロパノールでのスラリー実験において4、及び7日後に得られた。形態Cについての熱的データは、表11Aに含まれており、図12に示してある。DSC熱記録は、113℃にショルダー(shoulder)をもつおよそ124℃にて広範な吸熱を、続いておよそ165℃にて発熱、及びおそらく融解により、およそ196℃にて吸熱を示した。124℃における広範な吸熱は、18〜140℃の範囲において、13.11%の段階的な重量減少を伴った。重量減少は、脱溶媒和に起因するものであり、およそ1.2mmolのイソプロパノールに対応した。1モルの化合物あたりおよそ1モルのイソプロパノールが、1HNMRスペクトルに基づいて、見いだされた(図11)。] [0392] 形態Dは、テトラヒドロフランでのスラリー実験から7日後に生じた。形態Dについての特性付けデータは、表12Aに要約してある。プロトンNMRのピーク変化は、異なる構造を示し、これは、それにもかかわらず、トシル酸塩の構造に関連した(図13)。材料の量は、さらなる特徴付けのためには不十分であった。形態Dは、スケールアップ実験において再現されなかった。] [0393] 形態Eは、2,2,2-トリフルオロエタノールでの高速蒸発実験において得られた。形態Eについての熱的データは、表13Aに含まれており、図15に示してある。DSC熱記録は、およそ67、102、及び138℃に3つの広範な吸熱を、続いておよそ199℃にて、融解に起因する可能性が高いより鋭い集中的な吸熱を、及び224℃にて小さな広範な吸熱を示した。最初の3つの吸熱は、16〜150℃の間に7.87%の段階的な重量減少を伴った。トリフルオロエタノールの残留量は、1モルの化合物あたりおよそ0.143モルであり、1HNMRスペクトルにおいて見いだされた(図14、表13A)。観察された重量減少は、おそらく、脱溶媒和、及び脱水のためであった(およそ0.4mmolの2,2,2-トリフルオロエタノールであると算出された)。] [0394] 形態F(結晶変態Xとも呼ばれる)は、酢酸エチルでのスラリー実験において4、及び7日後に生成した。溶媒は、1HNMRスペクトルに基づいて、材料中に存在しなかった(図16)。形態Fについての熱的データは、表14Aに含まれており、図17に示してある。DSC熱記録は、およそ66℃にて広範な吸熱を、続いておよそ205℃にて、融解に起因する可能性が高い鋭い吸熱を示した。TGにおける17〜100℃の範囲のおよそ1.15%の重量減少に伴った広範な吸熱は、おそらく脱水のためであった。重量減少は、およそ0.3mmolの水であると算出された。] [0395] 水での高速蒸発から得られた形態Gは、水和物の可能性が高かった。形態GについてのXRPD、及びプロトンNMRデータは、表15Aに要約してある(NMRによって確認した構造、図18)。] [0396] 形態H(結晶変態Yとも呼ばれる)は、テトラヒドロフランでのスラリー実験において4、及び7日後に生成した。形態Hについての熱的データは、表16Aに含まれており、図20に示してある。DSC熱記録は、127℃にてショルダーをもつおよそ115℃にて広範な吸熱を、続いておよそ186℃にて小さな吸熱を示した。115℃における吸熱は、おそらく脱溶媒和により、16〜145℃の範囲のおよそ14.70%の段階的な重量減少を伴った(およそ1.15mmolのテトラヒドロフランに対応した)。1モルの化合物あたりおよそ0.7モルのテトラヒドロフランが、1H NMR(図19)によって見いだされた。] [0397] (結果−ウェルプレート塩スクリーン) ウェルプレート 1 ウェルプレート 1についての塩調製結果を表17A、及び表18Aに要約してある。以下の酸をスクリーンに使用した: -酢酸、 -アジピン酸、 -クエン酸、 -ゲンチシン酸、 -グルタル酸、 -グリコール酸、 -L-リンゴ酸。] [0398] 酸をメタノールに溶解して、アセトン、メタノール、メチルエチルケトン、及びテトラヒドロフランに溶解した遊離塩基の溶液に添加した。固体がウェルにおけるスラリー/高速蒸発実験から得られた。] [0399] また、遊離塩基(すなわち化合物2)をアセトン、MeOH、MEK、及びTHFに溶解し、固体を得た(ウェルプレート番号H1、H2、H4、H5、H7、H8、H10、及びH11、表17A)。これらの実験は、化合物2の非晶形を生じた。] [0400] ] [0401] ウェルプレート2 ウェルプレート2についての塩調製結果は、上記の表19A、及び表18Aに要約してある。以下の酸をスクリーンに使用した: -臭化水素酸、 -乳酸、 -マレイン酸、 -メタンスルホン酸、 -コハク酸、 -硫酸、 -リン酸(phophoric)。] [0402] 酸をメタノールに溶解して、アセトン、メタノール、メチルエチルケトン、及び2,2,2-トリフルオロエタノールに溶解した化合物2の溶液に添加した。固体がウェルにおけるスラリー/高速蒸発実験から得られた。] [0403] ウェルプレートにおける塩の再結晶 ウェルプレート3 ウェルプレート3の再結晶は、溶媒/逆溶媒蒸発を使用して行った。ウェルの固体をメタノールに溶解した。アセトニトリル、酢酸エチル、1-プロパノール、及びトルエンを逆溶媒として使用した。非ガラス質固体の十分な量を含むウェルをXRPDによって解析し、結果を上記の表20A、及び表18Aに要約してある。] [0404] ウェルプレート4 ウェルプレート3の再結晶は、溶媒/逆溶媒蒸発を使用して行った。ウェルの固体をメタノールに溶解した。アセトニトリル、酢酸エチル、1-プロパノール、及びトルエンは逆溶媒として使用した。非ガラス質固体の十分な量を含むウェルをXRPDによって解析し、結果を上記の表21A、及び表18Aに要約してある。] [0405] ウェルプレートからの結晶性塩の要約:塩MicroScreen(商標) 以下の新たな結晶性塩が、ウェルプレート結晶化実験から発見された: -酢酸、 -アジピン酸、 -クエン酸、 -ゲンチシン酸、 -グルタル酸、 -グリコール酸、 -臭化水素酸、 -乳酸、 -L-リンゴ酸、 -マレイン酸、 -リン酸、 -コハク酸、 -硫酸。] [0406] 結晶性塩を上記の表18Aに要約してある。調製、及び結晶化実験は、後述する。] [0407] 酢酸塩 新たな結晶XRPDパターン(結晶1)がアセトン、及びメタノール中の酢酸で実験において観察された(図21)。また、このXRPDパターンを示す材料は、メタノール:アセトニトリル1:1、及びメタノール:酢酸エチル1:1を使用するマイクロプレート再結晶実験においても生成した(要約した表を参照されたい)。] [0408] 酢酸塩(結晶1)は、最初にメタノール溶液からおよそ50mgのスケールで調製した(蒸発乾固、表22A)。塩構造は、プロトンNMRによって確認した(図22、表23A)。酢酸塩についての近似溶解度データを表61Aに示してある。] [0409] 酢酸塩(結晶1)は、メタノールからの高速蒸発によっておよそ70%の収率で結晶化された(表24A)。材料は、熱的技術を使用して特徴づけた(図23、表25A)。およそ16%の二段階の重量減少が、より高い温度のTGにおいて観察され、酢酸の喪失を伴う塩分解に起因する可能性が高かった。DSCにおける194℃にショルダーをもつおよそ190℃での吸熱は、TGの重量減少に対応した。従って、194℃におけるショルダーは、おそらく遊離塩基の融解を示した。従って、酢酸塩は、より高い温度(およそ100〜150℃)への加熱で分解した。] [0410] 酢酸塩の水溶解度は、およそ14mg/mLであった(表64A)。] [0411] アジピン酸塩 新たな結晶XRPDパターン、及び同様の低結晶パターン(結晶1、及び低結晶1)が、アセトン中のアジピン酸での実験において観察された。いくつかのピークを伴わずに、結晶1のXRPDパターンを示す材料は、メタノールから生成した(図24a〜d)。] [0412] また、結晶1のXRPDパターンを示す材料は、メタノール:アセトニトリル1:1、及びメタノール:酢酸エチル1:1を使用するマイクロプレート再結晶実験から生じた(要約した表を参照したい)。] [0413] アジピン酸塩(結晶1)は、メタノールでの高速蒸発によっておよそ50mgのスケールで調製した(乾燥まで、上記の表22A)。塩構造は、プロトンNMRによって確認した(図25、表26A)。アジピン酸塩のための近似溶解度データを表62Aに示してある。] [0414] アジピン酸塩(結晶1)は、メタノール(約72%収率)、及びアセトニトリル:メタノール1:1での高速蒸発によって結晶化した(約58%収率)(上記の表24A)。メタノールから調製した試料を熱的技術によって解析した(図26、表27A)。試料は、TGにおける20〜155℃でおよそ5.0%のゆっくりとした重量減少を示した。DSCにおけるおよそ91℃における小さな広範な吸熱(脱溶媒和/脱水の可能性が高い)には、およそ145℃における広範な強度の吸熱が続いた。DSCデータは、同時に生じた融解物/分解の可能性が高いことを示した。] [0415] アジピン酸塩の水溶解度は、およそ10mg/mLであった(表64A)。] [0416] クエン酸塩 新たな結晶XRPDパターン(結晶1)がアセトン中のクエン酸での実験において観察された。同様の低結晶XPRDパターン(低い結晶1)は、溶媒としてアセトン、メタノール、及びメチルエチルケトンを利用する実験においても観察された(図27a〜d)。] [0417] また、結晶1のXRPDパターンを示す材料は、メタノール:アセトニトリル1:1、及びメタノール:酢酸エチル1:1を使用するマイクロプレート再結晶実験から生じた(要約した表を参照されたい)。] [0418] クエン酸塩の2つの結晶形態は、スケールアップ実験から調製した(表22A)。結晶1のXRPDパターンを示す材料は、メタノールでの高速蒸発実験から生じた。結晶2と命名したXRPDパターンをもつ新たな材料は、アセトン:メタノール96:4での緩徐蒸発実験において生成した(表22A)。塩構造は、両試料についてプロトンNMRによって確認した(図29、図30、表28A、表29A)。NMRに基づくと、不純物が、結晶2の材料に存在した。] [0419] クエン酸塩(結晶2)は、アセトン:メタノール98:2での結晶化によってスケールアップされた(緩徐冷却、表24A)。およそ110%の収率が確かめられたが、材料を3日間真空中で乾燥した後に、微々たる重量減少(0.3%)が観察された。プロトンNMRに基づくと、およそ0.5モルのアセトンが、1モルの化合物あたりに見いだされた(図35)。]
权利要求: 請求項1 L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項2 非晶形のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項3 図1aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項2記載の非晶形のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項4 4.7、6.0、10.5、11.5、及び14.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項5 図71に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項4記載のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項6 5.4、9.0、及び13.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、L-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項7 図3bに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項6記載のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項8 図72に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項6記載のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項9 テトラヒドロフランの溶媒和物の形態であり、形態Bのモルあたりのテトラヒドロフランのモル数が0.4〜0.9の範囲である、請求項6、7、又は8記載のL-酒石酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項10 マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項11 5.2、12.1、13.0、13.6、14.1、及び14.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、マロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項12 図1bに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項11記載のマロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項13 図73に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項11記載のマロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項14 図2に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項11、12、又は13記載のマロン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項15 (R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラート。 請求項16 5.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの結晶形態A。 請求項17 図1dに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項16記載の(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの結晶形態A。 請求項18 図74に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項16記載の(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンカンシラートの結晶形態A。 請求項19 フマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項20 12.5、及び14.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するフマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項21 図1eに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項20記載のフマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項22 図75に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項20記載のフマル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項23 トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項24 7.3、9.2、及び14.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項25 図6aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項24記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項26 図76に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項24記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態A。 請求項27 4.6、8.3、9.0、及び15.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項28 図6bに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項27記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項29 図77に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項27記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項30 図10に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項27、28、又は29記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態B。 請求項31 11.8、及び12.1°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態C。 請求項32 図6cに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項31記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態C。 請求項33 図78に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項31記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態C。 請求項34 図12に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項31、32、又は33記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態C。 請求項35 イソプロパノールの溶媒和物の形態であり、形態Cのモルあたりのイソプロパノールのモル数が0.5〜2.0の範囲である、請求項31〜34のいずれか1項記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態C。 請求項36 9.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態E。 請求項37 図6eに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項36記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態E。 請求項38 図79に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項36記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態E。 請求項39 図15に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項36、37、又は38記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態E。 請求項40 トリフルオロエタノールの溶媒和物の形態であり、形態Eのモルあたりのトリフルオロエタノールのモル数が0.13〜0.5の範囲である、請求項36〜39のいずれか1項記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態E。 請求項41 3.6、4.4、5.3、及び14.2°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、トシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態G。 請求項42 図6gに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項41記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態G。 請求項43 図81に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項41記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態G。 請求項44 4.8、及び5.4°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態X。 請求項45 図6fに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項44記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態X。 請求項46 図80に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項44記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態X。 請求項47 4.7、及び11.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Y。 請求項48 図6hに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項47記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Y。 請求項49 図82に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項47記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Y。 請求項50 図20に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項47、48、又は49記載のトシル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態Y。 請求項51 酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項52 11.0、及び12.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項53 図21aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項52記載の酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項54 図83に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項52記載の酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項55 図23に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項52〜54のいずれか1項記載の酢酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項56 アジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項57 7.8°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するアジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項58 図24aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項57記載のアジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項59 図84に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項57記載のアジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項60 図26に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項57、58、又は59記載のアジピン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項61 グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項62 4.4、8.0、10.7、12.4、13.6、及び14.2°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、グルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項63 図35aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項62記載のグルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項64 図85に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項62記載のグルタル酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項65 コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項66 4.6、8.1、及び12.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、コハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項67 図59に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項66記載のコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項68 図86に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項66記載のコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項69 14.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項70 図59に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項69記載のコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項71 図87に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項70記載のコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項72 7.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項73 図59に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項72記載のコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項74 図88に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項72記載のコハク酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項75 臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項76 6.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項77 図40aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項76記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項78 図89に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項76記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項79 図44に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項76、77、又は78記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項80 9.7、11.8、及び12.3°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項81 図40dに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項80記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項82 図90に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項80記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項83 図44に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項80、81、又は82記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項84 6.0、8.9、及び13.2°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項85 図40bに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項84記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項86 図91に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項84記載の臭化水素酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項87 マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項88 11.3、14.1、及び14.4°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するマレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項89 図49bに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項88記載のマレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項90 図92に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項89記載のマレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項91 4.0、8.1、8.8、及び11.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、マレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項92 図49に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項91記載のマレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項93 図93に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項91記載のマレイン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項94 リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項95 4.6、8.5、9.3、及び11.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項96 図51aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項95記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項97 図94に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項95記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項98 4.5、8.3、9.0、10.4、11.1、及び12.7°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項99 図51dに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項98記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項100 図95に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項98記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態2。 請求項101 8.4、9.3、10.7、及び12.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項102 図51eに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項101記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項103 図96に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項101記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態3。 請求項104 4.3、10.8、及び13.1°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態4。 請求項105 図51fに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項104記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態4。 請求項106 図97に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項104記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態4。 請求項107 6.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態6。 請求項108 図51hに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項107記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態6。 請求項109 図99に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項107記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態6。 請求項110 4.1、及び6.0°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態7。 請求項111 図51iに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項110記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態7。 請求項112 図100に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項110記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態7。 請求項113 11.7、12.2、15.2、及び16.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、リン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態8。 請求項114 図52に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項113記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態8。 請求項115 図101に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項113記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態8。 請求項116 図58に示したとおりのDSC熱記録を有する、請求項113、114、又は115記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態8。 請求項117 4.6、9.2、12.5、15.2、及び15.9°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有するリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態X。 請求項118 図51gに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項117記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態X。 請求項119 図98に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項117記載のリン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶変態X。 請求項120 ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオン。 請求項121 18.2、及び18.6°2θ±0.2°2θにピークをもつXRPDパターンを有する、ゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項122 図32aに示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項121記載のゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項123 図102に示したとおりのXRPDパターンを有する、請求項121記載のゲンチシン酸(R)-5-(2-アミノエチル)-1-(6,8-ジフルオロクロマン-3-イル)-1,3-ジヒドロイミダゾール-2-チオンの結晶形態1。 請求項124 |